8.14.2015

Parallels Desktop 10 on Yosemiteで3DMARKでベンチマーク(MacBook Pro 13o-inch Early 2015モデル)

Parallels Desktop 10 on Yosemiteで3DMARKでベンチマークをした。

Parallels Desktop上での3DMARKのスコアがネットにはほとんど転がっていないので、一応メモしておく。結論からいうと、3Dゲームはできなくはないけど、おすすめしない。

以下、マシン環境。

MacBook Pro Retina 13-inch (early 2015) CTOモデル

2.7GHzデュアルコアIntel Core i5(Turbo Boost使用時最大3.1GHz)
Intel Iris Graphics 6100
16GB 1,866MHz LPDDR3 SDRAM
256GBフラッシュストレージ(PCIeベース)
Mac OS X Yosemite 10.10.4

このMacBook ProにParallels Desktop 10上にWindows 10 Proをインストールした。

今回、Parallels Desktop 10の設定を分けてベンチマークをとった。

1
用途をゲームにして、Parallels Desktop 10おすすめのハードウェア構成

CPUのコア数: 2
メインメモリ: 12,288 MB (12GB)
ビデオメモリ: 512 MB

3DMARKのスコア
Ice Storm 1.2: 32823
Cloud Gate 1.1: 4149

2
用途をゲームにして、ハードウェア構成を調整

CPUのコア数: 2
メインメモリ: 8,192 MB (8GB)
ビデオメモリ: 1024 MB (1GB)

3DMARKのスコア
Ice Storm 1.2: 35410
Cloud Gate 1.1: 4203

3
用途を業務用ツールにして、2のハードウェア構成(つまりParallels Desktop 10の用途のみ変更)

CPUのコア数: 2
メインメモリ: 8,192 MB (8GB)
ビデオメモリ: 1024 MB (1GB)

3DMARKのスコア
Ice Storm 1.2: 31909
Cloud Gate 1.1: 面倒なので測ってない


結果、Parallels Desktop 10おすすめのハードウェア構成を変更してビデオメモリを増やした方が少し処理能力は向上する。
また、用途は地味に3Dの処理能力に影響している模様。

なのでゲームをするなら2の用途はゲームで、ビデオメモリを勝手に設定されるおすすめ設定よりも増やした方がいい。
ちなみに、1024MB以上のビデオメモリは試していないが、設定しようとすると注意されてしまう。注意を無視すればいいんだろうけど、面倒だからしていない。

物は試しと、DirectX 9世代のゲームとして、Lineage II (リネージュ2)をインストールしてみた。
解像度はフルHD(1920*1080)で、最高設定は重くてゲームにならない。
無難に様子を見て設定を下げればどうにかプレイはできそう。
最低FPSを維持するモードなら十分動くが、10年以上前のゲームを最低モードで動かせてもね・・・。
まあ今更リネージュ2をやろうと思わないから、それ以上は試していないけど。